現在地と次の課題—稼働確認・Gateway復旧・小さく運用
実践連載の最後に、2026年7月20日時点の現在地を整理します。自動化では「作った」と「今も安定稼働している」を分けて書くことが重要です。
確認できたこと
- Hermes Agent v0.18.2が導入されている
- freee、Notion、PLAUD、Obsidian系のMCP設定が有効
- freeeとNotionは初期読み取り専用、prepare/confirmation/writeの安全設計がある
- PLAUDの録音一覧と文字起こしを対象日で収集する処理がある
- Obsidianへ競合を避けて日次ノートを書ける
- ニュースと日次統合のcronが二件登録されている
- 2026年7月20日朝の直近実行は二件とも成功
- Obsidian 1.12.7の公式CLIでVault一覧を取得し、書き込み経路を確認できた
- 公開用に30本の記事とカテゴリ、カレンダーを用意した
現在の警告
同日午後の`hermes cron status`では、Gatewayが停止中で「cron jobs will NOT fire」と表示されました。したがって、次回も自動実行される状態とは確認できていません。
優先する復旧確認は次の順です。
1. Gatewayをユーザーサービスとして起動する
2. `hermes gateway status`と`hermes cron status`を確認する
3. テスト用ジョブを短い間隔で一回だけ実行する
4. ログイン後の自動起動を確認する
5. 06:00と06:30の本番ジョブを翌朝確認する
直近成功を根拠に「完全自動化できた」とは書かず、警告と次の確認を残します。
まだ構想段階のもの
記録には、WordPressへの定時投稿、IT記事の毎日収集、株価予測、Home Assistantによる電力最適化などの案があります。しかし、録音で希望を話したことと、実装が完了したことは別です。
次に着手するなら、WordPressはまず下書き作成まで、株価予測はデータ取得と評価記録まで、電力最適化は2〜4週間の計測まで、と段階を限定します。AIに最終公開、発注、会計登録、機器制御を一気に任せません。
この取り組みで得た原則
- 外部書き込みは読み取りの後に追加する
- 人の確認をprepareとwriteの間へ置く
- 正本を一つに決める
- 日付とタイムゾーンを明示する
- 0件と障害を分ける
- 自動化は最終成功と停止を監視する
- 実績と構想を同じチェックボックスで扱わない
この20回で土台はできました。次の10回は、個別の実装から離れ、Hermes Agent、MCP、秘密情報、cron、知識管理を再利用できる知識として整理します。
参考にした一次情報
- [Hermes Agent公式リポジトリ](https://github.com/NousResearch/hermes-agent)
- [Hermes Agent v0.18.2リリース](https://github.com/NousResearch/hermes-agent/releases/tag/v2026.7.7.2)
- [Hermes Agent Cron Scheduling](https://hermes-agent.nousresearch.com/docs/user-guide/features/cron)
- [Obsidian CLI](https://obsidian.md/help/cli)
