音声メモを日次記録へつなぐため、PLAUD公式のMCPをHermes Agentへ接続しました。独自に非公開APIを解析せず、公式のOAuth経路を使えることが大きな理由です。
接続前の準備
対象の録音は、PLAUD Cloud Syncと文字起こしが完了している必要があります。端末に録音があっても、クラウドへ同期されていなければMCPからは取得できません。
Hermes Agentからは、リモートMCP URLとOAuthを指定します。
hermes mcp add plaud \
--url https://mcp.plaud.ai/mcp \
--auth oauth
ブラウザが開いたら、接続先アカウントと権限を確認して承認します。共有PCでは認証アカウントを取り違えないようにします。
利用ツールを三つに絞る
PLAUD公式MCPは、ログイン、録音一覧、録音詳細、AIノート、文字起こしなど複数のToolを提供します。私の用途は日次要約なので、Hermesのセッションへ公開するものを次に限定しました。
get_current_user:接続中アカウントの確認list_files:同期済み録音の一覧と日付検索get_transcript:録音IDから文字起こしを取得
必要になってからget_noteなどを追加すればよく、最初から全Toolを公開する必要はありません。
接続確認の順番
hermes mcp list
hermes mcp test plaud
その後、新しいHermesセッションで「最近の録音名と開始時刻だけを5件表示」と依頼します。いきなり全文を取得せず、アカウントと対象範囲を確認してから一件の文字起こしを読みます。
リモートMCPのデータ経路を理解する
HTTPベースの接続では、録音データはPLAUDのMCPサーバーを経由します。公式ドキュメントは、米国でホストされたMCPサーバーを通過し、リクエスト完了後は保存しないと説明しています。機密会議を扱う場合は、このデータ経路と組織の規程を確認してから利用します。
再現チェック
- [ ] Cloud Syncと文字起こしが完了している
- [ ] OAuth画面で正しいアカウントを確認した
- [ ] 必要なToolだけを公開した
- [ ] 一覧で対象範囲を確認してから全文を取得した
- [ ] データがリモートサーバーを経由することを理解した
- [ ] 認証切れ時の再ログイン手順を記録した
次回は、日次処理で重要になる録音日の判定を取り上げます。
