録音一覧が取れた後、日次処理で最初にぶつかったのが「どの日の録音か」という問題でした。録音日、クラウド作成日、同期日が同じとは限りません。
created_atでは遅れて同期した日になる
たとえば7月13日に録音し、7月19日にクラウド同期した場合、作成時刻だけで分類すると7月19日の記録へ入る可能性があります。日次メモで知りたいのは、録音が実際に始まった日です。
PLAUDの一覧にはstart_atがあり、公式ドキュメントではISO 8601形式の録音開始時刻として説明されています。そこでstart_atをAsia/Tokyoへ変換し、その日付が対象日と一致する録音だけを採用しました。
検索範囲は少し広く、採用条件は厳密に
タイムゾーン境界の取りこぼしを避けるため、APIには対象日の前後を含む範囲で問い合わせ、その後ローカル側で厳密に日付を判定します。
started_jst = started_at.astimezone(ZoneInfo("Asia/Tokyo"))
if started_jst.date() == target_date:
include(recording)
時刻にタイムゾーン情報がない場合は、API仕様に従って扱いを決めます。曖昧な時刻を端末のローカル時刻だと推測するより、警告を残して除外する方が安全です。
長文には上限が必要
複数の長時間録音を一度に取得すると、コンテキストと処理時間が膨らみます。実装では一録音あたりと全体の文字数上限を設け、長すぎる場合は先頭と末尾を残して中間を省略し、truncatedを明示しました。
上限を黙って切ると、要約が全文に基づくように見えてしまいます。省略の有無を後段へ渡すことが大切です。
録音ゼロと取得失敗を分ける
「対象日の録音が0件」と「OAuth切れや通信障害で取得できなかった」は別の状態です。日次ノートには、0件なら0件、取得エラーならエラーと記録します。空の結果だけで正常終了させると、障害を見逃します。
再現チェック
- [ ]
start_atを対象日の基準にした - [ ] タイムゾーンを明示した
- [ ] API検索後にローカルで厳密判定した
- [ ] 文字数上限と省略表示がある
- [ ] 録音ゼロと取得失敗を区別した
- [ ] 同じ録音IDを重複処理しない
次回は、取得した文字起こしと実施記録を保存するObsidianの役割を整理します。
